監査法人トーマツ IFRSサービスセンター リーダー 小野 行雄 国際財務報告基準(IFRS)は、現在では世界100カ国以上の国々で利用が認められています。2007年11月には、米国証券取引委員会(SEC)も、IFRSを用いる外国登録会社の米国市場でのファイリングについて、米国基準への調整表の作成を不要とする決定を行いました。また今後、米国国内企業へのIFRSの選択適用を認めようとする動きもあります。このことにより、IFRSは米国基準と並ぶ世界標準としてのレベルであることを認められたといえます。 一方、日本においては、2007年8月に、企業会計基準委員会(ASBJ)は、IFRSの設定団体である国際会計基準審議会(IASB)との間で2011年6月30日までに会計基準のコンバージェンス(統合化)に取り組むことで合意しました。また、企業決算実務においても、本年4月からの実務対応報告第18号「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取り扱い」が導入され、日本企業においても多くの場合IFRSをベースとした海外子会社の決算作業が要求されるようになり、IFRSの運用やIFRSをベースとした連結グループの会計方針の設定への関心も高まってきています。 更に、日本基準のコンバージェンスの動きとは別に、米国等の動きに呼応して、日本企業のIFRSの選択適用を認めるべきではないかという議論が企業サイドからも高まっています。2008年3月、日本経団連は、「国際財務報告基準(IFRS)に関する欧州調査報告・概要」の中で、日本の上場企業の連結財務諸表におけるIFRSの選択適用容認に係る検討を急ぐ必要があるとの提言を行っています。今後、関係当局・諸団体において、わが国におけるIFRSの選択適用に関して、実務上の検討を開始する機運が高まることが予想されます。 以上のようなIFRSをめぐる最近の新しい潮流を踏まえ、監査法人トーマツのIFRSサービスセンターでは、企業会計基準委員会(ASBJ)委員長 西川郁生氏をお招きし(東京会場以外はDVD上映)、デロイト トウシュ トーマツ グローバルからのゲストスピーカー(東京会場のみ)も交え、4会場でセミナーを開催いたします。 ご多忙の折とは存じますが、IFRSに関心のある多くの皆様のご参加をお待ちしております。 セミナーの詳細・お申込につきましては下記URLからご覧ください。 http://www.tohmatsu.com/seminar/ 【開催日程】 東京:9月5日(金) 愛知:9月18日(木) 大阪:9月19日(金) 福岡:9月17日(水) ※会場により講義内容等が異なることがあります。また、定員になり次第受付を終了させていただきますのでご了承ください。 国際財務報告基準(IFRS)の詳細については、下記URLからご覧ください。 http://www.tohmatsu.co.jp/ifrs/ ■トーマツ IFRSサービスセンター TEL:03-6213-1168 / FAX:03-6213-1169 E-mail:jp_ifrs_service@tohmatsu.co.jp