中国が長年、開催を目標にしていた北京オリンピックも17日間の熱戦の中、大きなトラブルもなく無事閉幕されました。オリンピック開催後の中国経済がその後失速するか否か、種々議論はあるようですが、中国の国土の広さからして、今回のオリンピックの影響は北京周辺の経済効果にある程度限定されるという見方が多いようです。また2年後の2010年には商都上海での万国博開催が控えており、当面は底堅さはあるとの観測です。 逆に米国経済の失速感が強く、それによる全世界的景気減速が心配されています。日本でも長らく続いていた成長路線が、世界的な原油高及び食糧高を背景に上半期のGDPの落ち込みから今年、来年以降のマイナス成長を発表しており閉塞感が出てきています。新興の中国の勢いとは逆に、日本がある程度成熟した社会になっている現状では、いかに国内を活性化させ、安定的成長を図るかその岐路に立たされています。 国内では後継者がいないオーナー企業などが事業をファンドや同業他社などの新しい経営者に売却する案件が多くなっています。そういった動きも日本の経済を活性化させることに繋がり、我々もそのサポートをすることにより日本経済の活性化に寄与したいと思っています。 デロイト トーマツ FASメールマガジン 編集長 田中 耕一郎