多くのグローバル企業において、内部監査体制は必ずしも人員面等において十分な体制とはなっていません。また内部監査計画が業務監査中心であり、財務報告に係る内部統制に焦点をあてた内部監査となっていないケースも少なくありません。
グローバルレベルでの内部統制評価を実施するためには、まずは海外子会社も含め連結レベルで全社的リスク評価を実施する必要があります。海外子会社の管理体制が、ローカルの自主性・自立性を尊重する体制の場合、まずは海外子会社のリスク評価を実施するに十分な基本的情報が収集できる体制となっているかを検討することからスタートすることが必要となります。

リスク評価の結果、グローバル企業における海外生産拠点など、重要な海外子会社あるいは海外子会社の一部の業務が財務報告に係る内部統制評価の対象となる場合があります。内部統制評価プロジェクトを海外子会社に展開する場合、必要となるスキル・経験を備えた要員を海外子会社に配置する必要が生じてきます。しかも海外であるため、現地の法規制・商習慣・言語に十分に理解があり、また本社評価プロジェクトチームと効率的に意思疎通・コミュニケーションが取れる要員の確保が必要となってきます。また、内部統制評価基準は、グローバル・ベースで統一した評価基準である必要があります。
海外子会社における内部統制評価は一回限りのプロセスではなく、不備の改善状況把握を含め定期的にモニタリングし再評価することが必要となります。初年度以降は、内部統制評価「プロジェクト」を内部統制「プログラム」として、どのように効率的に継続業務に組み込んでいくかを検討することが必要となります。

トーマツは、コンシューマービジネスにおけるグローバル企業の支援実績、デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)の強力な海外ネットワークを活かした豊富な内部監査実績を多数有します。DTTLのグローバルネットワークを駆使し、現地言語・法律・習慣に熟知した海外事務所内部監査サービスチームおよび現地駐在員が一体となり、世界品質の内部監査サービスを提供します。

DTTLでは、世界共通のインフラを整備し、全世界どこでも高品質かつシームレスなサービス提供が可能です。
海外内部監査ご支援の際には、DTTLが有する世界共通のデータベースである「RACK」に基づいて内部監査を支援します。この「RACK」はCOSOフレームワークや、各種産業に関連するビジネス・プロセス・モデルに基づき構成されているため、このデータベースを利用することで、網羅的リスク・フレームワークに基づく効果的かつ効率的な支援が提供可能です。
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