交通事業は、公共交通機関の利用者数が減少するという環境変化のなか、料金収入が減少する一方、固定費が回収できなかったり、人件費の効率化が遅れるなどの経営の合理化が進まず、採算が悪化している事業が多くなっています。
また、民間事業者が存在する業種であることから、同じ公営事業だけではなく、民間事業者と財務面や経営面などの比較検討が求められます。民間事業者が進出しないような地域の交通手段の確保として公営事業を実施する場合は、独立採算で経営することが困難となりますが、その場合でも、自治体財政の悪化を踏まえて公営事業として実施する意義を明確にすることが求められます。
一方で、地球環境への配慮、高齢化に伴う公共交通機関の必要性の高まりなど、交通事業に求められる社会的意義が多面的になってきています。
「公営企業の経営に当たっての留意事項について」(平成21年7月8日 総財公第103号ほか)では、公営企業について、経営計画を策定したうえで経営を行うことが求められています。また、平成21年度から平成25年度まで時限的に認められている「第三セクター等改革推進債」を有効活用する際には、経営計画の策定が必須となります。
トーマツでは、地方自治体に対する行政評価、総合計画、公会計改革などの数多くの経験や、民間企業の会計監査のなかで培った企業経営のノウハウを最大限に活かし、的確な現状分析に基づく経営計画の策定を支援します。また、計画を実行性あるものにするためには、住民を含む利害関係者による策定プロセスへの参加が重要であるため、合意形成プロセスに関する指導・助言も行います。
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