総務省において「地方公共団体における内部統制のあり方に関する研究会最終報告書(内部統制による地方公共団体の組織マネジメント改革〜信頼される地方公共団体を目指して〜)」が平成21年4月27日に公表されました。この報告書では「信頼される地方公共団体を目指して」というサブタイトルが付され、内部統制による地方公共団体の組織マネジメント改革がうたわ れています。リスクに着目した組織マネジメン トを抜本的に改革するなどのガバナンスに関するものから、各担当課における業務フローに着 目した統制活動まで幅広く提言がなされ、地方自治体における不祥事などを未然に防ぐような しくみの構築を求めています。
民間企業においては上場企業を中心に内部統 制監査が導入されており、また、財務諸表監査 を行うに際しても内部統制に着目した監査を行っています。つまり、リスクを認識したうえで 、内部統制が十分に機能している組織や業務に ついては、監査で依拠する割合を高めるなどの 考慮を行っています。内部統制を評価するにあたっては、各部署で行っている業務フローを認 識するためにフローチャートを作成し、そのなかで不正や誤りを未然に防止するコンロトールポイントを明確にする作業を行っています。また、民間企業等において組織機構や事務分掌の見直し支援業務なども数多く行っています。
これらの経験を踏まえて、地方自治体においても担当課が行っている業務をフローチャートで可視化し、コントロールが有効に機能しているか確認を行い、担当課で実施すべき業務を検証することで、不正や誤りを未然に防ぐしくみの構築につながり、また、逆に不必要と考えられる業務を効率化の観点から見直すことにつなが ります。さらにこれらを踏まえ、ガバナンスが有効に機能するような組織機構のあり方などを提言します。
| 項目 | 支援内容 |
|---|---|
| 業務フローチャートの作成 | 担当課に業務内容を質問しながら、業務のフローチャートを作成します。これにより、担当課が行っている業務を可視化できます。 |
| コントロールポイントの抽出 | フローチャートをもとに、業務のなかでリスクを軽減できるようなコントロールがあるか確認します。 |
| 業務見直しの提案 | 業務の有効性を高めるように不足するコンロトールの提案を行います。一方、不必要と考えられる業務については見直し提案を行い、業務の効率化につなげます。 |

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