近年の水道事業を取り巻く環境は、人口減少、節水型機器の普及、節水意識の向上、ミネラルウォーターの販売増などにより、水需要の伸びが見込めない状況にあります。また、下水道事業では、未水洗化地域への整備推進、環境保全意識の高まり、ゲリラ豪雨への対応等を行う必要があります。
このような中、地方分権の推進や財政健全化法の施行、「地方公営企業会計制度等研究会報告書」(平成21年12月)を受けて、効率的な事業運営や適正な料金設定が求められています。
上下水道事業の経営環境は厳しくなりつつあり、優先的に取り組むべき事業の取捨選択や、財務基盤の強化になお一層取り組む必要性が増しています。
経営環境が厳しいことをただ見ているだけで漫然と事業運営を行っていたのでは、さらに状況が悪化し、料金値上げをすることを繰り返すことになりかねません。料金値上げを行う際にも、その理由を的確に説明する必要がありますが、「経営環境が悪化した」だけでは住民の理解は得られません。
経営環境の変化に適応し、経営の透明性を高めるためには、事業経営の指針となる計画(経営計画)を実効性あるものとして策定し、着実に遂行していくことが必要です。経営計画の策定プロセスは、1.現状分析 2.課題抽出 3.課題解決策検討 4.計画策定 の順に行うことが効率的・効果的です。また、計画は策定することが目的ではないため、進捗管理を行えるようなしくみも視野に入れながら策定する必要があります。
トーマツでは、経営計画策定プロセスの中で、民間企業の会計監査のほか、地方自治体における公会計改革支援や包括外部監査などの数多くの経験を通じて得たノウハウを活かし、財務面での現状分析のほか、将来財務シミュレーションの作成や料金算定に係る指導・助言などを行い、「経営計画」が数字で裏付けられた説得力のあるものになるよう支援します。
| 現状分析 | ![]() |
課題抽出 | ![]() |
課題解決策検討 | ![]() |
計画への 落とし込み |
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