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監査意見

2009.7.29

著者: トーマツ リサーチ センター 渡邊 陽子

質問

監査意見について、教えてください。

回答
財務諸表監査では、経営者の作成した財務諸表が、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、企業の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示しているかどうかについて、監査人は、自ら入手した監査証拠に基づいて判断した結果を、監査意見として表明します。なお、監査意見の表明は、監査報告書の作成を通じて行われます。
監査意見は、以下の5種類に分類することができます。

1.重要な監査手続を実施したと判断した場合に表明される監査意見

(1)

無限定適正意見

 

財務諸表が、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、企業の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適正に表示していると判断した場合

(2)

限定付適正意見

 

経営者が採用した会計方針の選択及びその適用方法、財務諸表の表示方法に関して不適切なものがあるが、その影響が財務諸表を全体として虚偽の表示に当たるとするほどには重要でないと判断した場合

(3)

不適正意見

 

経営者が採用した会計方針の選択及びその適用方法、財務諸表の表示方法に関して著しく不適切なものがあり、財務諸表が全体として虚偽の表示に当たると判断した場合

 

2.重要な監査手続を実施できなかったと判断した場合に表明される監査意見

(1)

限定付適正意見

 

重要な監査手続を実施できなかったが、その影響が財務諸表に対する意見表明ができないほどには重要でないと判断した場合

(2)

意見不表明

 

重要な監査手続を実施できず、財務諸表に対する意見表明のための合理的な基礎を得ることができなかったと判断した場合