「カーボンフットプリント」と企業活動の「スコープ3」『会計情報』2009年9月号 |
我が国で「カーボンフットプリント」という場合、製品のライフサイクルの中でCO2に代表される温室効果ガス(GHG)の排出量を算定し、製品パッケージに“CO2ラベル”として表示するようなイメージが先行している。
「カーボンフットプリント」はCO2排出量の「見える化」に向けた取り組みの一環ではあるが、実際の問題として企業自身が直接把握・管理できていないCO2の排出量は多い。製造業を例に取れば、原材料の調達や流通・使用・廃棄等が該当する「スコープ3」のCO2間接排出量については、多くの場合あるシナリオや想定に基づくCO2の割り当てを前提としたものになっている。
「スコープ3」のGHG 算定ルールそのものが、いまのところ明確になっていないからである。
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「カーボンフットプリント」と企業活動の「スコープ3」