2010.08.26 IASB、IFRS第1号の改訂を提案する |
国際会計基準審議会(IASB)は、本日、提案されたIFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」の改訂を、パブリック・コメント募集のために公表した。
提案は、「2004年1月1日」という固定された移行日の参照を、「IFRSsへの移行日」の参照に置換えることにより、IFRS第1号を改訂する。その結果、初めて国際財務報告基準(IFRSs)を採用する企業は、IFRSsへの 移行日前に起こった認識中止の取引を修正再表示する必要がなくなる。
加えて、初度適用企業は、IFRSs 移行日前に起こった取引について、金融商品の当初認識にかかる「デー・ワン(day 1)」の差異を再計算する必要もなくなる。
「結論の根拠」は以下のように述べている。
IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」は、初度適用企業に対し、2004年1月1日以降に起こった過去の認識中止取引を修正再表示することを要求している。この要求は、2003年にIAS第39号「金融商品-認識及び測定」が改訂された結果としてIFRS第1号に含められ、当時、IFRSs を初めて適用しようとしていた企業を、既にIFRSsを適用していた企業と同じポジションに置くためのものであった。時の経過とともに、「2004年1月1日」という固定された移行日は、より遠いものとなり、その後IFRSsを採用する他の法域の財務報告にとってより関連性がなくなってきた。
公開草案「初度適用企業に対する固定された日の削除」のコメント期限は、2010年10月27日である(IASBのWebサイト参照)。
≫IASBのプレス・リリース (PDFファイル・98KB・英語)
≫IAS Plusのプロジェクト・ページに、公開草案を公表するに至る議論のサマリーが掲載されている

