Automotive Newsletter Vol.2 次世代環境対応車領域における自動車メーカーの戦略自動車業界 新時代の幕開け(2010.04) |
はじめに
2008年の世界的な金融危機の余波により、大きな落ち込みを見せた自動車市場は、各国政府の産業支援措置等を通じ、回復基調に向かいつつある。中でも、急速な伸びを見せ、今後も自律的な市場拡大が期待される次世代環境対応車市場における自動車メーカーの戦略にスポットを当てる。
- 世界4極の自動車メーカー戦略
2010年以降は世界4極でEV開発・市場投入が加速する。日本では、三菱自動車やホンダによる次世代環境車の開発・市場投入が活発化してきた。米国では政府による協力支援を、欧州では技術提携を梃子に巻き返しを狙う。また中国では先進国メーカーとの技術力の差が少ないHV/EVの普及により、先進国との差を一気に縮められる好機と見ている。
- 自動車メーカー各社の基幹部品の調達戦略
次世代環境車は、これまでの内燃機関車とは駆動機構が大きく異なるため、基幹部品の調達戦略が競争優位性を左右するとともに、業界構造を一変させる可能性を秘めている。
- 新興EVメーカーの胎動
これまでは、環境・安全等の規制、開発・製造におけるすり合わせノウハウの必要性等により、完成車業界への新規参入は困難であったが、モジュール化した部品の組み合わせによる開発・製造が行いやすいEVにおいては、新興のEVメーカーが一挙に立ちあがり始めている。
以上
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