近年、CFO組織の機能の中でも特に、資本市場の目線を持ち、全社横断的な観点から企業の戦略策定へ積極的に参画する機能である「ストラテジスト」の重要性に注目が集まっています。
かつての経営者は、画一的な競争環境の中で安定的に事業を推進してきましたが、近年の「事業環境」の変化により、不確実性の高まる競争環境を生き抜くための高度な事業推進が必要になっています。また、かつてはメインバンクからの安定的な借入や取引先との株式持合に依存してきましたが、「資金調達環境」の変化により、多様な資金調達が可能になった一方、資本市場との間に緊張関係が生じています。さらにドラスティックな経営環境の変化により、経営者は、これまでの「定型業務の確実な遂行」に加え、「企業価値向上のための事業推進のサポート」もCFO組織へ期待するようになってきました。
図1:ストラテジストの重要性が高まっている背景

このような期待に応えるため、CFO組織には、図2のように、かねてからの役割である「財務戦略の策定・実行」の強化はもとより、「事業戦略の検証・策定支援」を通じて「事業」に対しても積極的に参画し、「企業価値向上経営」の推進役として活躍することが強く求められているのです。
DTCでは、CFO組織が、このようなストラテジストとしての機能を遂行・強化するための土台作りを支援します。
図2:ストラテジストの役割
