多くの日本企業では、海外市場への依存度の高まりなどのビジネス環境の変化に経営管理の仕組みが対応しきれず、十分に業績をコントロールできていない状況にあります。また、不確実性の高まった環境下において、経営者が必要とする情報とその精度・鮮度は従前とは明らかに異なっており、特に未来を予測するための情報の重要性が高まっています。
これまでも、日本企業は子会社を含めたグループ経営管理を実施してきました。しかしその多くが、各子会社の月次決算数値を連結し、事業別などの切り口で予実の差異を分析する、というレベルにとどまっていることは否めません。
結果、グローバルマーケットの環境変化に対してマネジメントのスピードが追いつかず、業績が急激に落ち込んでから対応するといった後手のマネジメントに終始し、環境の変化に備えることができていない企業が目立っています。
しかし、今後更に激しくなるグローバル競争環境下で勝ち残っていくためには、将来志向の企業コントロールをグローバルレベルで実現しなければなりません。そして、そのために必要となる将来を予測するための定量情報を収集、分析することは、CFOおよびCFO組織の重要な役割となります。
具体的には、単なる会社の集合体ではなく、市場や製品といった切り口で全社を一気通貫で管理できる情報を整備すること、また、財務数値だけでなくその数値に影響を及ぼす非財務数値も活用し、将来を予測することで、利益の最大化に向け企業全体をコントロールしていく司令塔としての役割が求められています。
これを実現するためには、企業グループの事業特性とグローバルマーケットの特徴を把握した上で、意思決定に必要となる情報を定義し、その取得方法まで含めたグローバル経営管理システムを整備する必要があります。
CFOサービスでは、DTC内のインダストリーグループやコンピテンシーグループと連携するとともに、Deloitteのグローバルネットワークを活用しながら、具体的な管理・分析モデルや実現に向けたロードマップを提示し、クライアントとともにプロジェクトを進めていくことで、各企業に最適なグローバルプロフィットコントロールの仕組み作りをサポートしています。