ビジネスのグローバリゼーションがいよいよその深度を増し、企業を取り巻く諸環境が多様化・複雑化するとともに将来に対する不確実性が一層の高まりを見せています。このような状況の中で、企業が勝ち残っていくためには、グローバルレベルでの全体最適を追求しながら、競争優位性を維持・強化、時にはその源泉を変化させなければなりません。
これを実現するには、マーケティングや開発、製造といった企業の主機能が果たす役割が大きいことは言うまでもありませんが、それらを支えるCFO機能(CFOおよびCFO組織が果たすべき役割)も重要となります。
そのため、グロ―バル深化の時代のCFOおよびCFO組織には、企業価値の毀損を防ぐための「守り」の役割はもちろんのこと、CEO・COOをサポートし、企業価値向上に直接的に貢献する「攻め」の役割をも担うことが期待されるようになっています。
参考:『4 Faces of CFO』 (Deloitteが世界中の様々なプロジェクト活動をもとに提唱しているCFOの役割論)

しかし、日本企業におけるCFOおよびCFO組織の職掌範囲は欧米系企業に比べて限定的であり、依然として守りの役割に重きが置かれているケースが少なくありません。
また、グローバルに展開する多くの日本企業では、「分権」の名の元、グループ各社に権限や責任を委譲してきた結果、グローバル全体でみた場合、本来的には集権・集約し、全体最適の観点から強化すべき機能が「分散」していることも少なくありません。
グローバリゼーションの深化とともに日本企業を取り巻く環境が大きく変化している今こそ、CFOが主導して、CFO組織の役割を再定義し、CEOや事業部門、企画部門などと協働しながら、グローバルレベルでCFO機能を進化させていく必要があるのではないでしょうか。
従来的な役割からの変化を迫られているCFOおよびCFO組織の変革のみならず、企業にとって必要なCFO機能の進化をサポートするために、CFOサービスでは、『4 Faces of CFO』のコンセプトをもととした各種サービスを提供しています。
また、プロジェクトのテーマに応じて、DTC内の他サービスグループやインダストリーグループ、また、トーマツグループの各種サービス(監査、税務、ファイナンシャル アドバイザリーサービスなど)やDeloitteのグローバルネットワークとも連携し、多角的、複合的な支援を提供しています。
| 4つの役割 | サービスライン | 主要サービス |
|---|---|---|
| オペレーター | グローバル ファイナンス オペレーション | 経理業務BPR |
| 決算早期化 | ||
| シェアードサービスセンター | ||
| スチュワード | IFRS | 会計基準・業務・システムインパクト分析 |
| アカウンティング ポリシー作成 | ||
| IFRS PMO支援 | ||
| カタリスト | グローバル プロフィット コントロール | グループ経営管理制度 |
| 業績管理・評価指標体系 | ||
| 原価管理・ABC・ABM | ||
| ストラテジスト | グローバル キャピタル コントロール |
事業価値評価/事業・投資ポートフォリオ マネジメント |
| 財務戦略/資本・配当政策策定 | ||
| グローバル キャッシュ マネジメント | ||
| CFO組織のビジョニングおよび タレント マネジメント |
CFO組織変革・ビジョニング | |
| CFOタレント ディベロップメント | ||
| 経理・経営管理PMI (Post Merger Integration) | ||