昨今では、企業業績管理においてBIは欠かせないツールとなっています。BIの導入は可視化や分析だけではなく、企業戦略に沿った指標を適切なタイミングで提供することでタイムリーな意思決定を実現しようとするものです。
実際にほとんどのBIベンダーもレポート/分析を行うためのBIツールだけではなく、スコアカード、計画/予算策定、連結処理製品を次々と市場に投入し、企業業績管理に注力してきています。
図2:デロイト トウシュ トーマツで定義している企業業績管理サイクル(IPM:Integrated Performance Management )

情報を活用するためには、正確性、一貫性が非常に重要です。部門ごとに認識している値が違う、取得するタイミングによって結果が違うということでは、どの数値が正しくて、何が原因で数値が違っているのかというところから会話がスタートし、本質にたどり着くまでに非常に時間が掛かることになります。そのような問題を解決するべく、Deloitteではユーザーに正しい情報を提供するための仕組みとして、EIMを提唱しています。 EIMは、ETL(Extract Transform Load)、MDM(Master Data Management) 、DWH(Data Ware House) 等の技術や情報のガバナンス等で構成されています。
図3:システムの構成例


ツールを導入したが使われていない主な理由として、取得できる情報が十分でない、使い方が難しい、業務上のメリットが感じられないといったことが考えられます。これらの問題を解決すべく提唱されたのがBICCです。業務、ITの両面からユーザーを支える専門のチームを用意することで、ユーザーに有益な情報の提供、要件の取り込み、業務的な課題を解決する分析モデルの開発、ユーザートレーニング、啓蒙等を行いBIの導入価値を最大化するためBI専門チームです。