ビジネスの多様化に伴い、今や独力でビジネスをなしている企業は稀といえます。多くの企業は、アウトソーシングだけでなく、研究開発や物流あるいは広告宣伝活動など、パートナー企業との連携によるビジネス展開を図っています。パートナー企業の活用なくしてビジネスの成功なし、と言っても過言ではありません。それに伴い、パートナー企業も含めた「拡張した」企業概念の理解、および経済実態にそくした管理手法の導入も重要となっています。
こうした連携の中でも、ライセンシングは技術資産やブランド等の供与を通じて収益の最大化をはかれる非常に有効な手段です。一方で、無形資産を対象とする対価設定は容易ではなく、ライセンス料の計算過程も見えにくくなりがちです。
ライセンシングの対価設定にあたっては、株主、マネジメント、税務当局などに合理的説明ができるよう、慣習ではなく、ビジネス、技術、財務などの多面的観点からのライセンス料シミュレーションが必要です。契約相手との交渉材料としても客観的シミュレーションは大きな武器となります。
ライセンス契約後には、ライセンス料の調査が考えられます。いかに条件の良い契約でも、遵守されなければ意味がありません。

ライセンス契約は、通常は一定のステップを踏んで締結、管理、改訂されますが、その各段階で契約当事者が解決しなければならない多くの課題が判明します。
これらの課題は、契約当事者間での解決は困難であり、財務、法務、知的財産(知財)などの外部専門家の活用が解決の近道です。

ライセンサーが一旦導出した技術、ブランドに関して、その後のライセンシーの取り巻く経済環境の変化(技術が陳腐化、供与したブランド力の知名度の変化、技術改良、ライセンシーの販売努力による売上・利益の増加等)によりライセンシーの利益への貢献度の大小に関して、ライセンサーとライセンシーの見解の相違が生じることがあります。

デロイトのライセンス調査の実績から、以下のような分析結果が挙げられます。
ライセンスマネジメントの向上のための第一歩として、各契約ライフサイクルで生じている諸問題を早期に発見することが重要です。次にそれらの問題点の重要性に応じて積極的に外部専門家を有効活用し、適切な改善策を講じる必要があります。 コンプライアンスの観点のみならず企業の収益最大化の観点からもライセンスマネジメントの向上は極めて重要な課題と言うことができるでしょう。
トーマツはグループの多面的な専門性を活用して、企業の長期的な収益最大化を支援します。
トーマツは、ライセンシングに代表される契約に関し、各局面におけるリスクへの対応について最適なサービスを提供します。
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