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ISO50001 (エネルギーマネジメントシステムの国際規格)

エネルギーマネジメントシステム規格(ISO50001)が、2011年6月15日発行されました。
わが国においては3月11日の東日本大震災の影響で電力需給が逼迫しており省エネの推進が強力に推し進められておりますが、ISO50001は、この省エネ推進の強力なツールになり得ることもあり、JIS化のスピードアップが計られ、2011年10月にJIS版が発行されました。 認定認証制度は、JIS発行をまたずに平行して進み、JAB(日本適合性認定協会)は7月25日から認定申請を受付開始しました。
また、省エネセンターはエネルギーマネジメントシステム審査員評価機関として、CEMSARを立ち上げ、研修コースやエネルギーマネジメントシステム審査員の基準を公表しました。 また経済産業省は、5月31日の電力需給緊急対策本部「夏期の需給対策」のなかで省エネルギーの一層の推進として「今夏に策定される予定のエネルギー管理システム規格について、その認証取得を政府調達の際に考慮すること等を通じて活用を促す。」とうたったこともあり、多方面からの関心が急速に高まっています。 規格の内容は、ISO14001(環境マネジメントシステム規格)と非常に類似しており環境側面のエネルギー関連部分の管理を詳細に記述したものとみることができますが、ISO50001は、パフォーマンスの管理を重視しているので、コストダウンに直結する面もあります。 
今後、この規格を産業界がどのように活用して自社の省エネを促進するかが課題と考えられます。

・ISO 50001(エネルギーマネジメントシステムの国際規格)とは

組織が、エネルギーの効率、使用及び使用量を把握分析し、著しいエネルギー側面や関連法規制等を考慮に入れて、ベースラインやEnPIs、並びに目標を設定し、その目標達成のためのプログラムを策定、計画通り実行したかどうかをチェック、見直しを行い、エネルギーパフォーマンスを改善する「目標管理制度」です。

・ISO 50001(エネルギーマネジメントシステム)の概念図

 

・ISO 50001(エネルギーマネジメントシステム)の構成
規格要求事項 規格要求事項

1.適用範囲
2.引用規格
3.用語及び定義
4.エネルギーマネジメントシステム 要求事項
4.1 一般要求事項
4.2 経営層の責任
4.2.1 トップマネジメント
4.2.2 管理責任者
4.3 エネルギー方針
4.4 エネルギー計画
4.4.1 一般
4.4.2 法的要求事項及び その他の要求事項
4.4.3 エネルギーレビュー
4.4.4 エネルギーベースライン
4.4.5 エネルギーパフォーマンス指標

4.4.6 エネルギー目的、目標、及び
   EnM行動計画


4.5 実施及び運用
4.5.1 一般
4.5.2 力量、訓練及び自覚
4.5.3 コミュニケーション
4.5.4 文書化
4.5.6 設計
4.5.7 エネルギーサービス、製品、
             設備及びエネルギーの調達
4.6 点検
4.6.1 監視、測定及び分析
4.6.2 法的要求事項及びその他の
           要求事項に対する順守評価
4.6.3 EnMSの内部監査
4.6.4 不適合に対する修正、是正処置及び
           予防処置
4.6.5 記録の管理
4.7 マネジメントレビュー

 

(下線部分はEnMS特有の規格要求事項)

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